福岡探偵事務所に「相談した内容が第三者に洩らさないか?」と心配される方がいますが、弊所では漏らすことは絶対にありません。弊所には法律の専門家も在籍しており徹底的に法律を守り情報の管理をしております。しかし、残念ながら探偵業者にも例外は存在しており秘密を漏らす違法業者は存在しております。
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■探偵が相談内容を洩らすケース
・探偵が故意に洩らす
依頼者様の中で危惧しているのは探偵が故意に洩らさないかということでしょう。冒頭でも書いている通り残念ながら探偵が故意に情報を漏らすということはあります。弊所にも探偵に脅されているがどうしたらいいか?と相談がくることがあります。このような事実を知らなければ私も探偵がわざわざ相談内容や調査内容を他人に言うのか?と思っていましたが、違法業者はどの業界にもいるものです。私の立場としてはかなり悲しいのですが依頼者としては注意して依頼することが大切です。
・情報管理の徹底が足りない
私たちはプライバシー性が強い情報を提供して頂き調査をすることになります。その際にネット上でも紙媒体でもそうですが情報管理を徹底できていないということがあるようです。弊所では紙媒体で事務所から情報を持ち出すということはしません。というのも、人間ですのでどこかで落としてしまったり、風で飛ばされてしまったりするかもしれません。それよりもデジタル媒体で持ち出す方が安全なのです。
また、契約書等を最低5年間保管するように探偵業法というもので定められています。ずさんな事務所であれば鍵のついていないボックスで管理しているようです。契約書には個人情報がぎっしりとのっていますので弊所では鍵付きボックスで徹底管理をしています。
・未だにされていない暗号化
ホームページを見て相談をされる依頼者様が多いと思いますが、そのホームページ暗号化されていますか?いまだに古いホームページだとネット知識がないのか暗号化されていない探偵事務所様もあります。暗号化というのはホームページの最初に「http」とあると思うのですが、「http:暗号化されていない」「https:暗号化されている」ということになります。郵便物で例えると暗号化されていないのがハガキで、暗号化されているのが封書というイメージです。暗号化されていないのであれば誰からでも相談内容が分かるという状態です。
■探偵が相談内容を漏らした場合の対応
・警察の生活安全課に通報
探偵は届出制で、その管理をしているのは警察の生活安全課です。もし、何かしら情報を悪意を持って洩らされたという場合は警察の生活安全課に通報することをオススメします。
・弁護士に相談
探偵が対象者に調査をしていることをチクり損害を被った場合は、損害賠償請求ができる可能性が出てきます。探偵から契約書等をもらったと思いますので、それを大切に保存しておきましょう。
・探偵に相談
探偵のことは探偵が一番知っています。また、相談内容を洩らされたら調査自体が出来なくなるかもしれません。どの程度情報が洩れてしまい、対象者はどの程度警戒しているのかを別の探偵に相談したほうがいいでしょう。個別具体的な検討が必要です。
■まとめ
今回は探偵に相談した内容を第三者に洩らさないか?ということで書いてきましたが如何だったでしょうか?調査費用の次に多い質問なのでみなさん心配なんでしょうね。(笑) 普通は洩らす探偵は少ないですので心配はいりません。ただ、探偵に限らず違法なことをする業者は絶対存在するものですので、そういった意味で洩れる可能性はあります。一つアドバイスするのであれば相談する際に、その相談相手が探偵であれば洩れる可能性は少ないでしょう。直接探偵と話せて信用できるかどうかを見極めるのが自分を守る一つの方法だと思います。