探偵を選ぶ際に依頼者として気になるのが費用と調査力の二つだと思います。依頼者の方は探偵に一生懸命調査をしてほしいということではなく、調査をして結果を出してほしいということを望んでいます。これを見ている方も5万円を出して結果が出ない調査よりも、10万円を出して結果が出る探偵事務所を選ぶでしょう。もっと言えば調査力のない探偵事務所に依頼してしまうと時間だけがかかってしまい最終的な費用が高くなるということにもなります。ここでは調査力のある探偵の見抜き方と調査力のある探偵とはどんな人かという事を説明したいと思います。
目次
■探偵の調査力の差がでるのは何故か
・新人探偵は必ずいる
新人探偵が悪いということではありませんが新人は必ずいます。依頼者にとっては新人探偵よりベテラン探偵に担当してもらいたいでしょう。ある案件に新人探偵をつけさせとしても依頼者に対していちいち新人なんであたたかい目で見守ってくださいという探偵事務所はありません。酷い所になると自分の調査を誰がやっているのかという事すら知らされないこともあるそうです。顔も名前も分からない探偵に自分の一生を変えてしまうかもしれないような調査を任せるのは不安ですよね。それが新人だとすれば調査力の差が出てしまうのは当然な話なのです。
・相談段階で探偵がいない
調査の流れを簡単に書くと、相談→契約→調査→報告という形になります。まずこの相談を聞くという段階で探偵が同席しているかということが大切です。「相談員」という方がいるというのを否定している訳ではありません。相談員+探偵が同席しており依頼者の方から状況を聞き出すということで結果が変わることもあるということです。そもそも調査をするのは探偵な訳ですので相談員を間に挟ます必要はありません。営業が上手な人が相談に乗っているのでしょうが調査力のみに着目すると探偵同席が絶対なのです。病気になった時に病院の窓口の人に病状を説明して薬を貰いますか?そんな人はいません。しっかり病院の先生に診断してもらい正しい処方をしてもらいます。探偵も同じで、探偵に相談を聞いてもらって正しい調査をしてもらうのです。
・ある程度のセンスも必要
めちゃくちゃ難しい技術が必要なことでもありませんが、ある程度のセンスは必要です。またそれと同じくらい状況判断を瞬間に出来る人が重宝されます。どういうことかと言うと、センスがある人は雰囲気からキスをしそうという事が分かります。いや、それは誰でも分かるでしょと思うかもしれませんが思っているよりもっと前段階でです。でないと、カメラを構えてその瞬間を撮ることは出来ません。そういう細かな雰囲気に気づけるかどうかというのはセンスしかありません。
・調査機材も重要
当然ですが調査機材も重要です。私も色々な探偵事務所のホームページを見させていただく事があるのですが何百個単位のカメラを並べて、これで調査をしますというような文言が書いてあります。一種のブランディングでしょうが実際の調査ではその全ての機材を使って調査をするという事はないでしょう。カメラの数よりカメラの質です。カメラをたくさん持ってガチャガチャ言わせながら尾行するアホはいません。特に夜になるとカメラの差は歴然なのでビックリすると思います。今のハンディカメラのナイトショットも凄く使えるのですが、真っ暗な田舎になると全く歯が立たなくなるんですよね。(参考:福岡の探偵が使う暗視カメラの凄さ)
■調査力のある探偵の見抜き方
・4つの重要な要素
4つの重要な要素とは上で書いていることです。まず新人がつけられてないかどうかという部分。これを見抜くことは出来ませんが大きな探偵社でなければ大体ベテランがする確率が高いです。あとは求人情報を見るのも一つの手かもしれません。求人を出しているということは新人をほしがっているということになりますので、新人探偵を付けられる可能性は大ということになります。相談段階で探偵がいないというのは分かると思うので割愛させて頂きます。センスも話しただけでは見抜くことは出来ませんので割愛させていただきます。最後の調査機材については「暗闇でも撮影できる機材を持っていますか?」と聞くといいでしょう。その時に「今どきは普通のハンディカメラで撮影できますよ」と言ってくるのであれば考えた方がいいかもしれません。
・見積もり時の対応
見積もり時に費用が二転三転することがあるようです。例えば浮気調査の依頼をしたいと思い費用の見積もりをしたら最初は200万円と言われ、あまりにも高いので断ったら150万円になり、それでも断ると75万円になりということがあるようです。そんなことって普通有り得ませんよね?(笑) 元は200万円する調査が半額以下になるのであれば、その分どこかにしわ寄せが来るので悪い結果が出るとしか思えません。
・探偵の経験年数はあまり関係ない
私も探偵として経験が長くなったなと思い返すのですが、広告等によく「ベテラン探偵経験〇〇年」とか書いてありますがあまり調査力とは関係ありません。私もどこかの記事に自慢気に探偵歴を書いているかもしれませんが。(笑) 大体半年から1年もあればそれなりの調査は出来るようになります。探偵業界は半年も続く人がいないから人材としては貴重になるんですけどね。まあとにかく、探偵の経験年数はそんなに気にしなくてもいいと思います。ちなみに私はベテランです!!(笑)
■まとめ
今回は探偵の調査力について書いてきました。調査力があれば結果が出ますし最終的な料金を考えれば安く済むというメリットもあります。外部から見るとどこの探偵が調査力があるのかというのは分かりにくいかもしれません。大事なのは直接会って話を聞いてみてください。福岡の方であれば是非、福岡探偵事務所に相談ください。