名前だけしか分からなくても調査は可能であり発見できる可能性はあります。通常捜してほしい対象者の情報で純粋に「名前だけ」を知っているということはなく、その背景情報である「どこで働いていたか」「捜したい人の関係」「出身校」「大体どのあたりに住んでいたか」「趣味」等、実は思い返せば重要な情報を持っているということも少なくありません。
よくあるのは「昔の知人を捜したい」「恩人にお礼をしたい」といった前向きな事が多いので弊所では人捜しに非常に力を入れております。
■名前だけで人捜しができる方法
探偵業務は尾行・張り込み・聞き込み調査を行うこととされています。実務上はこれに付随して情報収集を行う場合があります。人捜しはやはり、尾行張り込み聞き込みだけでは結果が出ることが少なく、多くは情報収集部分にかかっています。
探偵ならではのノウハウを全て公開したと思っていますがやはり一部は隠させて頂きます。ただ、だれでもできる方法をいくつか伝授したいと思います。
今はだいぶ利用率が減ったように感じますが情報自体は退会していても残っている可能性が高く調べる価値があります。基本的に検索方法はご存じだとは思いますが、検索窓に名前を入力すればOKです。
入力方法は「山田 太郎」さんを見つけたいと考えている場合、検索窓には「山田 太郎」「yamada taro」「taro yamada」など、検索の仕方を工夫してみるといいでしょう。
また、その対象者と仲良かった人物を知っているのであればその人物を検索してみてもいいです。日記が上がっているということは期待薄ですが、友人欄にその人物がいるかもしれません。それらから特定することが可能かもしれません。
弊所の案件でも対象者の氏名しか分からずフェイスブックから発見に至ったというケースはいくつもあります。フェイスブックから勤務先や出身校等判明すれば大きな前進と言えるでしょう。
X
Xにて人捜しをすることも可能です。これも検索窓に様々なキーワードを打ち込み検索にヒットさせて一つ一つ精査するという方法です。ただ、非常に時間がかかり労力もかなりいるので大変です。
年配の方を探す場合はあまり使える方法ではありませが、正攻法として使うのもアリかもしれません。単純に〇〇を捜してるので情報を持っている方は教えてください等です。私はこの拡散を利用した方法で捜したことがないので分かりませんが、当て逃げ等で人捜している人は見ますので有効なのかもしれません。
私がX(旧ツイッター時代になりますが)を利用して特定できたパターンは、対象者のIDを特定してツイート閲覧し、ある程度地域を絞り、聞き込み調査を開始したというケースです。慣れていないと難しいかもしれません。
検索サーチを利用する
検索サーチとはGoogleなどをいいますが、他にもヤフーやBingなど様々な検索サーチがあります。これらもフェイスブックの検索と同じ要領で名前を検索するのもありです。
それぞれアルゴリズムが違うのでGoogleには出なかったがBingには出てくる情報もあります。
聞き込み調査をする
実際に知り合いだったはずなので共通の友人等に聞き込むと案外あっさり発見することもあります。昔の同級生であれば、昔の卒業アルバムに連絡先などものっていることでしょう。
じつは近しい人に聞けばすぐに見つかったというケースもあるのです。
新聞データなどで捜す
「新聞情報 データ」など検索すれば出てくるとは思いますが新聞のデータから対象者を発見するという方法もあります。ただ、新聞に直接的な住所が出ている訳ではありませんので、ある程度情報収集をしてそれを基に周辺に聞き込み調査を行うことになります。ただ、こちらは有料であったり会員にならないといけなかったりします。
官報から調査する
官報とは聞きなれないかもしれませんが、これは日本国がだしている新聞と言ったら分かりやすいでしょう。上と似たようなことではありますが、官報では直接住所が出てくることもあります。こちらも一部無料ですが、基本的に有料で会員登録が必要です。
ゼンリン地図から探す
ゼンリンマップから探すのもありです。基本的に苗字のみしかのっていませんが、そこの居住している方の名前が載っています。
探偵に依頼しよう
弊所は福岡県内にある探偵事務所になりますが人捜しにおいては全国どこからでも依頼が可能です。当然、上に書いている調査方法も含めしていくのですが、その他の調査も実施しています。
よく「他にどんな情報があればいいですか?」と聞いてこられる方がいますが、他の情報が入手困難な状況だからこそ探偵に相談をされているのだろうと思います。ですので、まず今ある情報を全てお話頂き、そこから見つかる可能性があるのかどうか、調査方法をどうするか検討しますので、まずはご相談いただければと思います。
■まとめ
人捜しはパズルを一つ一つ組み合わせていくようなものです。本人に結びつくように情報収集をしていき最後に住居所を割り出すことができます。
また、最低限相手の名前などは必要になります。詳しい調査方法や調査料金についてはお問い合わせ下さい。