彼氏がまさかの既婚者だった!慰謝料はとれるの?

 

結婚も視野に入れながら真剣に交際していたら実は彼氏が既婚者だったと発覚!こんなときは、怒りや悔しさと同時に「相手の奥さんから慰謝料を請求されるのでは‥‥」と不安に思うかもしれません。しかし、実はあなたが男性に対して慰謝料を請求できるかもしれません。今回は、知らずしらず既婚者と付き合っていたことが発覚した人に向けて、なぜ相手から慰謝料をとれるのか? 額の相場、相手から慰謝料をとるための方法やポイントについて解説していきます。

■彼氏がまさかの既婚者だった!

意外とよくあるのが、「付き合った彼氏は未婚だと思っていたのに、実は既婚者であった」、「結婚できると思ったから付き合ったのに、しばらくしてから突然連絡が途絶えた」といったケースです。特に、マッチングアプリや婚活サイトなどのインターネットを通した出会いの場では、こういった事態が起こりやすいです。なぜなら、サイトによっては、未婚であるかどうかは自己申告で登録することができるため、そういったサイト経由で知り合った相手が本当に未婚かどうかはわかりません。さらには、場合によっては偽名を使うこともできるため、名前すら本当かどうかも確証をとることはできません。

 

彼氏が既婚者

 

 

■彼氏が既婚者って慰謝料はとれるの?

このように彼氏が実は既婚者であったり、自分は結婚できると思っていたが彼氏は最初からその気はなかったりしたとき、とても悲しく悔しい気持ちになりますよね。しかし、ここで泣き寝入りしてはいけません。実は、このようなケースでは条件が整うことで慰謝料を請求することができます。慰謝料を請求できるかどうかのポイントは「貞操権侵害」に該当するかどうかです。

 

 

貞操権の侵害とは

貞操権の侵害とは、「結婚できると思ったからこそ性的関係をもった」が、相手に結婚ができない(既婚者)という事実を隠されていたり、嘘(独身だと)をつかれていたりした場合に、自分の貞操を奪われた(性的関係をもつ相手を選ぶことができるという権利を侵害された)状態のことを指します。
つまり、例えインターネットなどを通して出会った相手であっても、彼氏に既婚の事実を隠されていたり、未婚であると嘘をつかれていたりした状態で性的関係をもったのであれば「貞操権の侵害」として相手に慰謝料を請求することができるのです。

 

 

貞操権の侵害に該当しないケース

しかし、貞操権の侵害に該当しないケースも存在します。特に、以下のケースは貞操権の侵害とは言えない可能性が高いです。
・性的関係がなく、プラトニックな状態だった
・結婚の話題が1回も出たことがない

 

また、以下のようなことも貞操権の侵害に該当するかの判断基準になります。
・女性の判断能力(主に年齢や交際経歴)
・アプローチを積極的に行ったのはどちらか

 

貞操権の侵害に該当するかどうかは、それぞれのケースで判断されます。

 

 

結婚詐欺との違いは?

相談の中で結婚詐欺にあったので相手の住所を特定してほしいと言われる方がいますが、よくよく話を聞くと結婚詐欺ではない事が多いです。結婚詐欺というのは相手が既婚者であるかどうかは関係なく、金銭を騙し取られたことを言います。ですので、結婚するという事をにおわせて性行為に及ぶ事は結婚詐欺ではなく貞操権の侵害にあたる可能性が高いです。

 

 

■慰謝料はどれくらいとれるの?

では、「貞操権の侵害」に該当した場合、どれくらいの慰謝料をとることができるのでしょうか?相場としては100万円~300万円と言われています。金額は様々な要素によって決定されますが、次に慰謝料がとりやすい場合を見ていきましょう。

 

 

慰謝料がとりやすいケース

以下のような要素があると、慰謝料の金額も高くなります。
・「結婚してないんだ」などと嘘をついていたり、強引に性的関係にもち込んだりと、男性側に悪質性がある言動や行動がある
・女性側の年齢が低かったり、交際経験が今までになかったりなど、異性との交際に関して経験値が低いと判断できる
・付き合ってからの期間が長い
・妊娠をした

 

こういった要素が判断できるような証拠はしっかりと保管しておく必要があります。最後に、慰謝料を請求する方法とポイントを解説します。

 

 

■慰謝料を請求する方法とポイント

まずは、慰謝料請求を行うにあたって必要な情報を集めましょう。以下の情報が必要です。
・相手の住所と本名:偽名を使われてないかなどに注意しておきましょう
・証拠:相手とやりとりをしていたLINEやメール、ホテルの利用明細、マッチングアプリや婚活サイトに登録されていた情報、妊娠に関する診断書

などなどです。

 

必要な情報を収集したら、いよいよ相手に「慰謝料を払って欲しい」という旨を伝えましょう。直接話をしても良いですし、話し合いが難しい場合は「慰謝料請求書」を郵送することもできます。相手に取り合ってもらえないなど、当人たちだけでの解決が難しい場合は、起訴して判決に委ねることもできます。こうなったときに備えても十分な証拠を集めておきましょう。

 

また、慰謝料だけでなく、「騙した」という部分で相手を憎く思う気持ちの方が強いと思います。金がほしいんじゃなくて、騙されて悔しいという気持ちを晴らしたいでしょう。その場合でもまずは相手が貞操権を侵害したという念書を交わし証拠を得られたら証拠の一つになります。話し合いで相手が認めたら、行政書士や自分で作成しサインしてもらいましょう。(行政書士福岡法務はコチラ

 

 

■まとめ

実は彼氏が既婚者だった場合など、結婚できない事実が判明すると、「結婚したかったのに‥‥」「独身だと信じていたのに‥‥」など、とても悲しく悔しい気持ちになるものです。しかし、泣き寝入りせず、しっかりと相手から慰謝料とるためにも冷静な判断と行動が必要です。

特に、相手が既婚者である場合は相手奥さんとのトラブルを避けるためにより慎重な行動が求められます。トラブルを避けながら自分の力だけで行動していくことは、判断に迷う場合や行動しにくい場合が多いです。そういったときは、探偵や弁護士などの専門家の力を借りて相談しながら進めていくことがおすすめです!迷わず、早めに相談することで、安心して解決していきましょう。

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