「妻が浮気なんてしてる訳ない」「いやいや、妻の浮気調査なんてしなくても大丈夫だよな」と男性は妻を信じる方が多いようです。だからこそ初動が遅い事も多く、妻と浮気相手の仲が親密になっており、逆に夫と離婚しようと考えている方も少なくありません。そこで今回は妻の浮気が発覚したあとに何をするべきなのか、浮気を見破る方法をご紹介したいと思います。探偵だからこそ真実を見てきましたのでぜひ情報を共有させて下さい。
■妻の浮気調査の目的は?
貴方はなぜ妻の浮気調査をしようとしているのでしょうか?浮気調査の目的(ゴール)を決めておくことにより浮気調査後にもスムーズに行動する事が出来ます。素行調査とは違い、浮気調査は不貞を働いていると分かる証拠を集めていきます。それらを集めたときに浮気相手に慰謝料請求をする為か離婚をする為なのか、それとも離婚をやめさせる為なのかなどを決めておくことが必要です。
辛い決断かもしませんが、向き合わなければ奥さんはずっと浮気をし続けます。
■妻の浮気を見破る5つの方法
妻の浮気を見破る為にもっともやってはいけない事は「浮気をしているだろ!」と凄み怒ることです。そのような問い詰める行為をしてしまうと「ヤバイ、バレそうになった」と相手に警戒心を与え、スマホにある証拠も削除するでしょう。LINEの名前も女性の名前に変えたりと、浮気を見破りにくくなります。中には暴力をふるう人もいるようですがもってのほかです。浮気している女性にしたら待ってましたとばかり診断書を取り粛々と証拠を集めていきます。浮気をされたという被害者だったのに、いつの間にか暴力をふるった加害者になるのです。手を挙げることは絶対にやめましょう。もっと冷静に相手の浮気を見破り証拠を集めていくのです。
スマホから見抜け
コッソリ相手のスマホを見れるのであればそれに越したことはありませんが、ロックがかかっていたりし中を見れないこともあります。そういった場合は、あえて堂々と妻のスマホを触り反応を見てみるのも効果的です。外出先なんかで「スマホの電池が切れたから貸して」と言えばスムーズでしょう。スマホは情報の宝庫ですので、文字の変換履歴なんかでも浮気が分かります。「だ」と打てば「大好き」、「あ」と打てば「愛してる」、「ら」と打てば「ラブホテル」そんな履歴が出てくるかもしれません。浮気相手と推察される人物がいれば、その人の名前を打ってるといいでしょう。
後は王道ですが、スマホにロックをかけるようになったりとか、スマホ自体にはロックはかけていないがLINEにロックをかけるようになったとかだと怪しいです。LINEにはメッセージの内容が表示されないように設定もできますし、通知自体が一切来ないようにもできます。いつもスマホを触っているのに通知がこないのは通知自体をオフにしている可能性が高いです。スマホの取り扱いは一番重要なポイントになります。
スケジュールをチェックしてくる
浮気をしている妻の特徴として、やたらスケジュールを聞いてきます。飲み会があるのか?接待があるのか?などです。浮気相手とのスケジュールを組むために言っている事が多いため、嘘をついて早めに帰宅するなどしてみるといいでしょう。ただ、どこにいっていたか強く問い詰めることはタブーです。
友達と出掛けることが多い
「明日は〇〇ちゃんとランチ行ってくる」とか「週末は学生の〇〇ちゃん達と飲み会してくる」という風に具体的な名詞を出してくることがあります。カモフラージュのつもりでしょうし、〇〇ちゃんは昔から夫との間に出している名前だから疑われないだろうという心理が働いています。
また浮気を疑う前からよく出る男性の名前がなかったですか?一番多いのが直属の上司の名前です。比較的家庭内でも名前が出るし、安心できると思ってる方が多いようですが、私の経験上その人と浮気している事が多いです。
妻が車を使うならそこから見破る
①カーナビの履歴
②ドライブレコーダーのチェック
③ETCの履歴
④車自体にGPSを仕掛ける
等、車から浮気が判明する可能性があります。特にETCの履歴に変なとこ行ってる場所があるのであれば、9割がた浮気しています。GPSを付けるのが一番早いのですが、そこまでするのはちょっとと抵抗がある人はカーナビやETC履歴をチェックするといいでしょう。
服装や下着が変わる
見ないような下着があったら一発アウトです。服装自体も分かりやすく変わってきます。美容室にいくようになったり、香水をつけるようになったりです。可愛くいたいと女性は強く思うので、見た目は絶対に変わります。下着が変わっているのであれば、探偵や弁護士に即相談してください。
■妻の浮気の特徴と原因
男と女の浮気が違うという話は聞いたことがあると思います。男性と女性とでは身体的に作りが違います。男性の浮気が本能と言われる要因は、自分の遺伝子を多く残そうとするからです。それに比べ女性は少しでもいい遺伝子を残そうとします。この要因が浮気の特徴にも現れます。それでは、妻の浮気の特徴と原因を見ていきましょう。
妻の浮気は本気が多い
女性が浮気をする場合は浮気相手に本気になっている場合がほとんどです。本気になっているという事は配偶者にバレないように必死になるということです。なので、ほとんどの依頼者が気づくのが遅れます。また、夫側は「妻が本気で反省しているなら許してやろう」と話し合う前に考えています。しかし、思ったような反省の言葉が出てこないのでイライラして手を挙げてしまうかたもいます。まず、前提に妻が浮気しているのであれば離婚する覚悟を持っておかなければなりません。許してやろうという考えを持っての話し合いは禁物です。
妻の浮気は夫の問題にされる
数多くの浮気を見てきましたが、妻が浮気をして素直に謝罪されたという話をあまり聞きません。逆に夫が浮気をした場合は必死に謝罪してきましたと話を聞くこともあります。もちろん、全員が全員ではないですが妻は浮気をしても謝らないという特徴があります。この理由は「夫がかまってくれない」とか「夫がモラハラ気味」だとかいう気持ちがあって、私が悪いのではなく夫が悪いのだと本気で考えているからです。
だから、上でも書いている通り素直に本気で謝ってくれたら許してやろうと考えるのは危ないんですよね。何なら浮気した側の妻は被害者だと思っているので、逆に謝罪してもらいたいくらいと思ってる方もいるくらいです。
妻の実家が近い
家を建てる際に妻の実家が近い家庭程、奥様が浮気されているケースが多いです。子どもがいる場合は、実家が近いのですぐに預けることが出来るのも影響しているのかもしれません。
セックスレス
単に性欲を満たすということではなく、心が満たされなくなります。相手から求められるというのは男性女性関係なく嬉しいものです。昔はしていたのにと不安になってしまうのでしょう。また、毎日家事や育児に追われて、このままでいいのだろうか?と、漠然とした不安に襲われて、不倫に走る人もいます。
寂しさから不倫
浮気の言い訳に「寂しかったから」という言葉をよく聞きます。セックスレス含めコミュニケーション不足は否めません。最近ではアプリで簡単に異性に出会える時代ですので心の隙間を埋めようと男性に依存する人もいます。
専業主婦の場合、出会いがない為ほとんどがマッチングアプリ系です。女性は無料で登録できるためにハードルが低いのでしょう。
■浮気調査は探偵に依頼した方がいい
浮気調査を自分でするのは非常に難しいです。顔や車が妻にバレているので尾行や張り込みをすることすらできません。そもそも浮気の証拠がどのようなものか理解できている人も少ないです。本気で浮気調査をして証拠を掴みたいと考えているのであれば探偵事務所に依頼しましょう。探偵に依頼するメリットは以下の通りです。(参考:浮気の証拠になるものとは)
自分で調査をするのは難しい
中には自分で調査をしようと試みる方もいます。ですが、結局はバレてしまったり、相手に警戒心を与えるだけの結果になります。それもそのはずで、顔がバレてしまっているので尾行や張り込みは無理です。遠くから尾行張り込みすればバレないと思われる人もいるようですが、遠めでもバレます。遠くに知人がいたら雰囲気で「あれ?〇〇っぽいな」と思った経験ありませんか?それが配偶者になれば尚のことです。
時間や労力の削減
そもそも仕事をしていたら浮気調査をする時間がないでしょう。人によっては夫が仕事をしている時間帯に浮気をしていることがあるので調査をする為に会社を休まなければなりません。また、自分で張り込みや尾行をするという労力もいります。それらを探偵に丸投げ出来るという点で大きなメリットです。
相談相手が出来る
探偵は浮気調査の経験が豊富で皆がどのように離婚を進めてきたのかなどの経験談を聞いております。友人などに中々相談しにくいプライバシー度が高いものです。探偵に依頼するといつでも相談に乗ってくれるので精神的に楽になるでしょう。また、弊所には行政書士もいますので、離婚する場合はどのような事を決めるべきなのか、公正証書の原案作成などのお手伝いもできます。
機材がしっかり揃っている
探偵事務所には基本的に尾行時に使用するカメラと暗視カメラがあります。特に暗視カメラは性能がいいものなので合計何十万円もするものです。暗い場所でもしっかりと証拠能力がある映像を撮影する事が出来ます。
証拠能力が高いものを入手できる
暗い場所でも鮮明にとれるカメラも必要ですが、その前に尾行や張り込みをする腕がないといけません。尾行や張り込みの腕によって証拠のクオリティに差が出ます。探偵だからこそ証拠能力が高い映像が撮れるのです。
浮気相手の情報も必要
内容証明や訴状を送る為には、名前と住所は最低限必要になり、できれば勤務先まで特定する場合もあります。依頼者がご自身でこれらを特定するのは難しいかと思います。これらも、探偵に依頼するメリットの一つでしょう。
■浮気調査を探偵に依頼するには
妻の浮気調査を依頼する手順と料金を説明したいと思います。
浮気調査を依頼する手順
①問い合わせ
お電話又はメールやLINEにて問い合わせ下さい。
②面談・見積もり
面談にて具体的な状況のヒアリングを行います。その上で調査方法を提案し見積もりを出すことになります。
③契約
見積もりや調査方法にご納得したら契約をして頂きます。
④調査開始
調査を開始することになります。状況によっては、事前の調査計画以外の方法が適切な場合もあります。その場合は臨機応変に対応し、目的を達成することに努めます。
⑤調査報告
報告書(文書・写真)と動画を提供することになります。また、リアルタイムでも調査進捗状況を報告する事も可能です。
浮気調査の費用
浮気調査と言っても人により状況が違うため一概には言えません。正式な見積もりが必要な場合は問い合わせて下さい。また、弊所にて受任時に多い料金分布は15万円~30万円前後になる事が多いです。
基本料金 | 1時間につき |
---|---|
55,000円(税込) | 11,000円(税込) |
相談時にあったらいいもの
奥様の写真や情報があれば助かることが多いです。情報とは、勤務先や使用車両などです。通勤を公共交通でしている場合は、どこの駅で乗って、どこの駅で降りるなどをヒアリング致します。
■浮気調査事例の紹介
40代男性(夫)からの妻の浮気調査の依頼。変化を感じたのは見たことがない派手な下着が増えてきたからだ。それだけでも浮気に対して疑心暗鬼になっていたが、週末になると飲み会に出るようになった。妻はパートをしており、そこの飲み会と言うが、そんなに頻繁にあるのは怪しいと思った。その飲み会の日に本当に飲み会なのか、それとも男と会っているのかの調査をしてほしい。
調査方法の決定
対象者(妻)の飲み会は月(金曜日)に2~3回で、休日(土日祝)もときどき一人でどこかに出かけているという事。その飲み会があるかどうかは朝言うので当日にならないと分からないという事等を鑑み、毎週金曜日計4回の調査を実施することとした。休日も怪しいということだが、とりあえず飲み会の方が時間を限定できるので調査費用も抑えられ、そちらをオススメをした。ちなみに対象者の行動は公共交通を使う。
調査結果
4週間連続で金曜日の調査としていたが、そのうち3回は飲み会と言う日が続いた。3回とも似たような行動で、対象者はパートが終わると2駅先ほどの駅で降りる行動をとる。そのまま、住宅街のアパートに入って行く。二階建てのアパートという事もあり号室もあっさり特定。18時過ぎ~23時過ぎくらいまで滞在したのが確認できた。
その後、1回分の調査時間が余ったので、入って行ったアパート先の人物の勤務先を特定する事になった。同じ勤務先ではないかと予測していたのだが、全く違う別業種の人物だった。出会い系や習い事などで出会うとこのような事が起こるので依頼者にはその旨を伝えた。
調査終了後
報告書を渡し、弁護士を紹介した。その後の事を聞いてみると離婚をする決意が固まり、スムーズに慰謝料請求を行えたそうだ。
■浮気調査後の選択肢
探偵に依頼して浮気の証拠を掴んだとしたらどのような選択肢があるでしょうか?もし、証拠を掴まずに見て見ぬふりをしようという選択をしようとしているのであれば絶対にやめましょう。何も解決しませんし、逆に不利になるかもしれません。浮気調査後の選択肢は以下の3つです。
離婚をする
浮気をされた以上は慰謝料を請求して離婚をすることになるでしょう。浮気調査にて得た証拠があることにより自分に優位な交渉が出来ます。慰謝料に関しては単純に請求するだけなので相手がその条件をのむのか減額要求してくるのか分かりませんが、考える必要はありません。しかし、自宅を購入していた場合はどうでしょうか?
一般的には夫のみがローンを支払っているという事もあるでしょうし、妻と一緒に連帯債務者になっているかもしれません。また、子どもがいるのであれば、妻と子が今ある家に住み、夫側が出ていくというパターンが多いです。そうなるとややこしい事案になりますので、その家を賃貸として元妻に貸し出したりする方法があります。
これらの決まりごとは公正証書にしておくといいでしょう。ざっくり説明しますが公正証書とは強い契約書の事で、裁判経由せずに差し押さえが可能となります。例えば、妻に浮気の慰謝料で120万円支払ってもらうとしても一括では難しいかもしれません。その場合、5万円を月々支払うとなると2年間と長期になります。最初に数か月はちゃんとはらってたのに途中から未払いになる事も考えられますので、その時にすぐに差し押さえができるようにしておくと、後日トラブルが起きにくくなります。ついでにこのケースで子どもの養育費を毎月5万円支払う事になっていたとしても、慰謝料と養育費の相殺は出来ません。合理的に見えますが法律で禁止されています。
離婚をしない場合
やり直すという選択をとった場合、妻が本当に反省しているのかを見極める必要があります。ただ、女性の浮気は本気と、この記事でも書いている通り、反省していないのであれば開き直ります。離婚をしないという選択肢を取る場合は、自分が悪かった部分は直し、相手にもしっかりと反省させる必要があります。
離婚しない場合は慰謝料の額にも影響が出ます。浮気相手に請求できるとしても50~100万円程度になってしまうでしょう。弊所の浮気調査費用で50万円以上になる事は滅多にありませんので、損はしないという程度でしょうか。探偵費用自体も請求してもいいですが、判例を見てみますと1割~6割程度が認められています。もちろん、相手が全額払うと言えば問題はありません。
浮気相手と別れさせる
有責者から離婚請求は原則できませんので、浮気相手と妻を別れさせるという選択もあります。要するに慰謝料請求をすることにより間接的に別れさせるということです。また、この慰謝料請求時に「妻との接触につき〇〇万円」という条項を盛り込むことにより抑止力になります。
■まとめ
今回は「妻の浮気調査」という記事で、探偵への依頼方法や浮気の見破り方を紹介しました。もし、少しでも浮気されているんじゃないか?と感じられている方は、早めに探偵事務所に相談だけでもすることをオススメします。