探偵がツイッターから特定する

 

福岡探偵事務所の問い合わせの中にツイッターから相手を特定できますか?との相談があります。実際にツイッターから相手方の住所が分かったということはありますが依頼を受ける際に何故特定をしてほしいのかを教えて頂きます。何故かというとストーカーや違法に用いるための目的であれば断るからです。実際にツイッターから相手を特定してほしいという依頼はストーカーのような相談が多く私も慎重にならざるおえません。

 

調査に関してですが、ツイッターのみの情報で相手を特定する場合とツイッター以外の情報も組み合わせて相手を特定する場合があります。

 

■ツイッターのみの情報しか知らない

ツイッターの情報しか知らないということはネット上のトラブルに巻き込まれたということでしょう。名誉棄損やネット上で物を売買して支払われないなどです。ツイッター上でのトラブルであれば警察に相談したり弁護士に相談することをオススメ致します。過去の経験でツイッターから大体の住所が分かったということもありますが、それはツイートに写真をちょくちょくアップロードする方だったからです。もし、アカウントの持ち主が何もツイートしていなかったり、他にもヒントがないというのであれば特定は難しかったでしょう。また、いつにどこに行く予定とかの書き込みがあり顔が分かっているのであれば張り込みするのもありかもしれません。ただ、可能性から言うとツイッターのみで相手を特定するというのは難しいでしょう。

 

よく勘違いされるのは探偵なら不正アクセスなどをして情報を裏入手できるんじゃないか?との考えを持っておられる方がいるようです。探偵にはそのような権限はありませんし、違法な調査をすることは出来ません。あくまでも合法的に情報収集をし組み合わせて対象者を特定していきます。

 

ツイッターで特定

 

 

■ツイッター以外に情報を持っている

・氏名を知っている

氏名があるのは非常に助かります。ツイッターで行動範囲や出没場所などをあらかた分析し調査方法を組み立てることが出来ます。ツイッターの特性上よくつぶいやいている人も多いので張り込みや聞き込みをすると場所が特定できる可能性があります。名前を知らないことには聞き込みをしようがないので氏名というのは重要な情報です。

 

 

・生年月日を知っている

年齢を分かっているとこれも聞き込みの際に役に立ちます。自分が探している人物が20歳なのか70歳なのか分からなければ中々難しい調査になります。同姓同名の人はたくさんいますのでそれらを絞る作業が必要なのです。

 

 

・出身地を知っている

出身地を知っているのであればそこに実家がある可能性が高いです。氏名及び出身地の組み合わせで実家の特定が可能かもしれません。そこから付近への聞き込みをして勤務先や自宅の特定に繋げていくのです。ここまでくるとツイッターが関連しないように思えますがツイッターでその情報が判明することも珍しくありません。

 

 

■まとめ

ツイッターのみで相手方を特定できる可能性はほぼありません。ただ、「ほぼ」であって100%特定できないという訳でもありません。ツイッターの他にも情報があるのであれば特定できる可能性はグッとあがります。とくに氏名を分かっていることが重要になってきます。

 

もし、捨てアカで嫌がらせされているという場合は特定できませんので弁護士又は警察にご相談ください。